解らないことはすぐに聞いたほうがいいのか自分で調べたほうがいいのか要領よく仕事をするには
もくじ
すぐに聞く 要領のいいひと
解らないことがあったらすぐに聞く、解らないことがあっても聞かないで自分で調べたりして解決する。どちらも正解です。作業内容によって、臨機応変に即座に聞く聞かないを判断しなければ、無駄な時間をかけてしまい要領の悪い人間だと思われてしまいます。
聞かなければいけないこと、自分で考えて聞かないほうがいいことの判断力を付けましょう。自分に決定権の権限がないのに勝手にに判断したり、勝手に決めたりすることはもちろんダメです。自分が勝手に判断してはいけないものは必ず聞きましょう。それでは、どんな時にすぐ聞かなければならないのか、どんな時に人に聞かないで自分で解決しなければならないのか。
すぐに聞いたほうがいいこと
最初に、すぐに聞く必要があることは、会社ルールなどです。作業内容だったり、手が空いて考えても何をやったら解らなかったとき(勝手に判断して無駄なことをしてもダメです)、どんな時でも、周りに常に気を配って、誰が何をしているのか、その人はどうしてその作業をしているのか、自分の作業にも集中して、周りにも集中して、何をしているときも頭の中で考えることが必要です。メモったほうがいい時はすぐにメモをする。
どれだけその作業でできる人だとしても、ボケっと作業をこなしている人はダメです。そんな人は、今後も向上することは無いでしょう。一つのことを毎日ずっと同じようにこなしていれば必ずそのことだけに関しては素晴らしくできる人になるでしょう。でも、ほかの作業になったらどうでしょう。やり方が大きく変わったらどうでしょう。それ以前に、毎日同じ作業をしているなら、もっといい方法はないだろうか、もっと効率のいい方法はないのだろうかと、疑問に思わなければ、改善も向上もされません。時代は変化します。
会社に行くときも、作業中も、帰りも、お風呂に入っているときも、寝る前も、常に、作業について考えて、いい方法はないか、一番やりやすい方法はないか、まずは、自分の担当している業務は完ぺきにするために、どうしたらいいのか、どうしたら要領よくできるのか、どうしたら早くできるのか、一番最適な方法は。などなど、考えられる時間は常に考えていくべきです。
もちろん、そんなに、毎日毎日勤めている会社のことを考えていたら疲れてしまいますし、何のために生きているのかわからなくなってしまいます。でも、最初に、今の作業を今考えられる中の一番いい方法で作業をしたほうが、自分が楽をできます。楽をするために、常に考えていくのです。なので、最適な方法が思いついて実行出来たら、しばらく、考えることがなくなるかもしれません。
念のために聞いたほうがいいこと
自分で調べたり、勉強したりしてみたけど、本当にあっているのかわからない。本当にあっているのか調べてみたけど、やっぱり、本当にあっているのかわからない。そんな時は必ず確認のために人に聞きましょう。勝手に判断して、勝手に進めてしまうほうが罪です。「なんで聞かないんだ」と、怒られてしまうかもしれません。
解らないからと言ってすぐに聞いた場合、聞かれた人は、「ちょっとは自分で調べたりしたの?」と、思うかもしれません。すぐに聞いてしまうことで一番問題なことは、自分で調べもしないで、すぐに聞いたことは、すぐに忘れてしまいます。楽して覚えたことは、記憶に残りません。勉強でもそうではないですか。楽して勉強することはできなかったのではないですか。苦労して、勉強して、何度も勉強をして、覚えられる。これは、大人になっても一緒です。
聞かないほうがいいこと
作業方法が同じでなくても結果が一緒なら、聞く必要はないでしょう。勉強して、同じ結果を出せるようになるように頑張りましょう。人より作業時間がかかりすぎるなら、ほかの人がどのような方法でやっているのかよく観察しましょう。観察してもわからなかったら、どのような方法でやると早くなるのか相談してみましょう。
調べればわかることは、聞かないほうがいいです。聞かれた人は、「自分で調べればわかるでしょ」とイラっとするかもしれません。一度調べれば、勉強にもなるし、何度も調べることはないのだから、調べること、勉強することの時間が無駄になったとはなりません。勉強して自分の知識が付けば、どんどん成長してできる人になります。自分の成長のために使った時間は無駄ではありません。会社にとっても、出来のいいひとが社内にいれば会社も成長するのだから、会社にとってもいいことです。
要領のいい人
仕事中は、常に周りが何をしているのか、次に自分は何をすればいいのか、時間、スケジュール、予定、の組み方も、大事です。できる人間はスケジュール管理が素晴らしいです。残業なんてしなくても、できる方法を考えます。
だれが、どのような作業を、どのような方法でやっているのか、ほぼすべての状況を把握しましょう。上司になったら、ほかの人がどのような方法でやっているのか、無駄はないか、困っている人はいないか、など、周りを見る力が必要になります。周りの状況を把握できれば、逆に自分が聞かれる立場に立つことでしょう。
常に聞いてくる人は嫌がられますが、たまに聞かれるくらいなら嫌な気分になる人は少ないでしょう。自分で調べればわかることは自分で調べる、周りを見てわかるなら周りを観察して勉強する。疑問に思ったことがあるなら聞いてみる。どうしてもわからないことも聞く。勝手に判断してはいけないことは必ず聞く。
ちなみに要領のいい人間は常に楽をする方法を考えている人です。悪く言うとずる賢いのかもしれませんね。でも、常に要領よく生きる方法を考えている人は世渡り上手になります。