目標を高く持つの意味と意図を間違わないように
もくじ
目標 高く
目標を高く持つ教育方法を、ストレッチ目標といいます。
ストレッチ目標とは、達成困難な目標を設定することで、
部下の能力を引き出し成長を促す効果があります。
ストレッチ目標を導入をする際に気をつけるべき点、
目標設定を誤った場合、
逆に部下のやる気を損なう、
上司からパワハラのあおりに使われる。
など、
高すぎる目標
ただ頑張っただけでは達成できない目標にすることで、
目標に達成するために、改善、考案、施策、実行などを繰り返し、
より目標に達成するために努力をします。
しかし、
私は、このような目標設定は無意味だと思います。
目標が高すぎれば、目標を達成させる達成感もなければ、
何をやっても目標には届かないと、やる気を損なうからです。
現実味のない目標は意味を成しません。
ギリギリ達成できるか、もっと頑張らないと達成できないという、
高い目標を持つことは必要です。
しかし、手の届かないほどの目標にする、
ストレッチ目標は私は賛成しかねます。
また、
目標達成するために努力のできない人間に
ストレッチ目標を導入しても意味がないでしょう。
なぜなら、
高い目標だとしても、手の届かないストレッチ目標だとしても、
頑張らない人は頑張らないし、頑張る人は頑張るからです。
無理なストレッチ目標の導入は、逆に、頑張る人にとっては、
毎回目標に達成できないという劣等感を与えかねません。
達成できる目標
達成感があれば、やる気が上昇します。
より難しい目標を達成できれば、なお、達成感が上がります。
目標に達成するために、
悩んで、苦しんで、解決してきた努力は人を成長させます。
目標設定は、
頑張って頑張って、ギリギリ達成できる目標に設定しましょう。
毎回だれも達成できないような目標値は、
ただの夢です。夢は馬鹿でも見れます。
目標は、夢の値でなく、
ぎりぎりに計算された目標値に設定しましょう。
達成できない夢だと頑張る気も起きないけれど、
ギリギリ達成できるかもしれない目標にはやる気が起きます。
なぜなら、頑張れば目標値を達成できるから
目標を達成することができれば、
さらに、大きく超えることができれば、
喜びも大きく、やる気も大きく上昇します。
どうしたら目標を達成できるのか、
どうしたら目標を大きく超えられるのか、
試行錯誤して悩んで、
頑張って、勉強して、一生懸命に頑張ります。
そして、目標に達成できれば、喜びをもっと手に入れるために、
会社に貢献することでしょう。
会社は人材が大事
貢献した分だけ、給料を多くする。
頑張って会社に貢献した人に、いっぱい給料を上げる。
会社は、人がいなければ成り立ちません。
優秀な人材がいることで、
会社の生産性向上や会社の業績アップへと繋がっていきます。
逆に、やる気を失った人材が、
重大なミスを犯して会社に大きな損害を与えるかもしれません。
会社の実績や会社のノウハウだけで、
会社が儲かり続けることは難しいかもしれません。
多くの素晴らしい人材が、会社に貢献してくれることによって、
会社が儲かります。お金が潤います。
まとめ
個人事業のような会社で、たちの悪い会社は多いです。
それは、会社を立ち上げた社長が自分のノウハウこそが一流で、
稼げる財産だから、ノウハウさえあれば誰でもできる。
なんて、勘違いをしていませんか。
他の人の意見は聞き入れない。
もしくは、一定の偏った意見しか聞き入れない。
いろいろな会社に勤めて、学んできた社長なら、
もしかしたら、
いい会社を作れるかもしれません。
いい人材を作れるかもしれません。
一度も他の企業に勤めたことのない人には、
人を育てることはできないでしょう。
本で学んだこと、セミナーで学んだことを、
鵜呑みにして、偏った考えになってしまったり、
自分の意見はみんなと同じ意見で、
みんなも同じことを思っていると、勘違いをしてしまう。
社長と同じ考えを持っていたら、
みんな社長になります。
給料を払う側と、もらう側。
上司と部下。社長と社員。
全然立ち位置が違うので考えていることが違います。
うぬぼれたらそこで終わりです。
社長は会社のためかもしれないけど、
従業員は給料のためです。