完璧主義から3日坊主に陥る原因とは
もくじ
完璧主義 妥協
完璧主義とは、隅から隅まで把握して、作業にも見落としのないほどやる。
完璧主義は、時にはいいことかもしれませんが、
完璧すぎるのもあまりよくないことになる場合があります。
会社で、働くうえで、完璧に勉強して、覚えて、把握して、
作業も見落としなくすべて完璧に仕上げる。
芸術家のような作業ですが、完璧すぎることは美しいことなのでしょうか。
完璧にしすぎるうえで、一つも妥協できないということにならないでしょうか。
すべてがあなたの思い通りになることは、なかなかないことだと思いますし、
様々な人がいる中で、
あなたの完璧な思いがみんなに伝わるのかという疑問も感じます。
完璧主義にすることで、あなたも気疲れしているのではないでしょうか。
少しは気を抜いて、完璧からほどほどに切り替えてみませんか。
完璧主義は自己満足
完璧主義というのは、あなたの自己満足でもあります。
完璧でなければ、美しくない。
完璧でなければ、落ち着かない。
そんな、あなたの考えが通用するのは、あなたの部屋のみです。
あなたの、空間を完璧にすることはいいのですが、
共有の場で、あなたの完璧主義を通すのはよろしくありません。
完璧主義に陥ると、完璧にできない場合やる気を損ないます。
それは、あなたの思い通りにならないと解ったからです。
思い通りにならないことに納得がいかない場合、
妥協をするということは大事になります。
完璧主義でない人のほうが、柔軟に対応できる人が多いです。
それは、常に、自分の意思を押し付けないからです。
意志が強いことも大事ですし、完璧主義も大事なのですが、
柔軟な対応ができることはもっと重要なことです。
先ほども言いましたが、完璧主義をするほど、
うまくいかない場合が多く、気疲れしてしまいます。
そうなると、やる気も失い。
「もうやめた」「もういいや」と、投げ出してしまうことにもなりかねません。
完璧主義にならず、適度な程度で、実行をする。
とりあえずでも作業を進める。
毎日の日課にするためには、完璧主義はやめたほうがいいでしょう。
ひとつ気に食わないことや、うまくいかないことがあると、
辞めてしまうという事態に陥ることになりかねませんので
柔軟な考えこそ大事
柔軟な姿勢から生まれる、日常の作業。
毎日、決められた作業をこなす為には、
どうしてもやらなければいけない会社の場合ですと続けることはできるでしょう。
しかし、家などで、一人でやる作業の場合
3日坊主になりがちな人も多いのではないでしょうか。
なぜ、3日坊主になってしまうのかといいますと、
別にやらなくても、困らない作業だったり、
やらないからといって何か起きるわけではないからです。
一人で作業をする場合、
完璧主義だと、完璧にこだわりすぎてしまい、実行に移すまでに時間がかかります。
また、実行しても、完璧を求めすぎてしまい、
作業の進みが悪くなってしまいます。
そして、数日たつころには、完璧からかけ離れていき、
やる気を損なうということになりかねません。
人は、完璧に勉強をして、すべてを読破して、すべてを頭に入れて、
すべてを理解して、すべてを忠実に実行に移すということはそうそう出来ません。
勉強して、とりあえず実行してみて、また勉強して、実行しての繰り返しをする。
完璧は求めずに、実行するということのみを完璧にこなす。
完璧の部分の考え方の視点を変えて、
続けるということだけ、完璧にこなしていきましょう。
3日坊主を離脱する
毎日、会社に行くことは、いかなければならないから、行く。
仕事をしなけらばならないので、会社に行く。
これは、苦ではありますが、生活のために絶対に行かなければならないので、
会社に行きますよね。
そして、会社で、ボーっとしているわけにもいかないので、
仕事を必ずします。毎日毎日おんなじ作業だとしても、辛い作業だとしても、
必ず作業をこなしていく。完璧主義であろうとなかろうと必ず仕事をします。
しかし、自分ひとりの会社で作業をするとしたら、会社に行きたくないのと同じで、
今日は気分が乗らないからやらないとか、うまくいかないから、もうやりたくない。
など、様々な理由でやらないということができます。
そんな中でも、完璧主義の人は、完璧にこだわりすぎて、
完璧にならないから、修正する。完璧にしたのに、成果が表れないから、
やる気が出ない。と、モチベーションを失ってしまいます。
完璧主義が陥るところは、すべてをあなたの思い通りにしたいのに、
思い通りにならないから嫌になる。というところです。
すべてが完璧でなくてもいいのですし、
人は、そこまで完璧を求めていません。とりあえず、少しづつでも、
必ず進めていくということが良い方向に進めてくれるでしょう。
ただし、やみくもに進めていいというわけではありません。
完璧を求めずにやり続けることが大事だということです。
戦略もなく、ただやみくもに作業を進めることは、良い結果は望めないので
おすすめはしませんが、どうしても毎日の日課にすることが難しいのであれば、
それでもいいかもしれませんが、
勉強をして、作業をしての繰り返しで、途中で軌道修正をすることも大事です。
ただし、軌道修正をする際に、
過去の作業分もすべて見直すというのは得策ではありません。
途中からでもいいのです。
途中から軌道修正をする。ということで、
完璧主義から離脱しましょう。
完璧主義者の勝利
完璧主義は良くないというお話でしたが、
完璧主義者が必ず良くないということではありません。
完璧主義者だからこそ、できることもあります。
ただ、完璧にこだわりすぎてはいけないということが言いたかったのです。
すべてを完璧にこなすことは本当に難しいことなのは、
あなたもわかっていると思います。
少しは、妥協をするということも大事ですし、
人に合わせて、自分の主張をしすぎないということも大事なのは
良くお分かりかと思います。
自分では、完璧にこだわっているわけではないと思っていても、
実は完璧主義者だったりするのですが、
完璧にこだわりすぎると、本当に嫌になってしまう日が来てしまうので、
こだわる完璧の場所を変えてみたりして、自分をいい方向に変えてみましょう。
とりあえずでもいいから毎日作業をするということを完璧にする。
みんなに合わせるということに目を向けて完璧にする。
周りに合わせることも大事だということです。
完璧主義者だからこそ、素晴らしい考え方が生まれたり、
作業改善ができたり、会社にとって素晴らしい実績を残せたりすることも
多々あります。
完璧主義といういい性格を、違う方向にむけてみて、素晴らしい実績を残しましょう。